FC2ブログ
2009.08.20 手紙
手紙

会社の帰りに傷つけた
誰かの知らない車
やり場のない苛立ちが体を巡り
自分の心同じように傷つけた

家に帰ればお前の顔に
目をそむける俺がいる
優しいお帰りの言葉に詫びて
自分の小ささに言葉もない

俺はいつからこんなに卑屈になって
斜めに世間を見てるのか
俺はいつからこんなに惨めになって
生きる勇気を失ったのだろう

会社の帰りに傷つけた
誰かの知らない車
思い描いた現実との狭間の中で
お前の愛も同じように傷つけた

同じベッドで眠るお前は
昔買ったパジャマのまま
貧しさの中で用意されたビール
やけに苦い味に泪こぼれて

俺はいつからこんなに卑屈になって
斜めに世間を見てるのか
俺はいつからこんなに惨めになって
生きる勇気を失ったのだろう

朝目覚めると机の上に
お前の短い手紙があった
そこに書いてあったたった一言
私が傍にいるよ

そこに書いてあったもうひと言
あなたはあなたのままがいい





スポンサーサイト