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思いを伝えるために言葉を綴り始めた

それでも伝えられないから言葉を綴り続けている

そして今は言葉を超えようとして言葉を綴っている

それは言葉という音符だろうか

痛いほどの旋律が豊かに溢れ出るような音楽だろうか

言葉の持つ意味だけで伝わることはとても少ない

だから皮膚と感情に染み込むような言葉を探している

言葉が意味を伝えるだけの道具だとしたら便利だけど寂しい

人生の過程で人は思いを伝えるためにどれだけの言葉を綴るだろう

綴る度にその不完全さに苛立ちながらも綴らずにはいられない

言葉で言い尽くせない思いの代わりに抱きしめ合う日もあるだろう

言葉が言葉を超えるとき意味は消え失せ思いだけが残る

やがて沈黙という言葉が訪れて言葉を超えた言葉は血管を巡る

だから言葉は発した先から消え失せるがよい

頭で意味が理解される前に五感に浸透する言葉を見つけたい

風が窓を吹き過ぎる時にあなたの長い髪を揺らすように

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