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2019.07.15 君と君たちと
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人と人はいつでも一対一
それが十把一絡げになったとき
傲慢さが生まれ誤解が生じる
僕と君はいつしか
僕と君たちになり
顔のない存在になる
そうならないように
僕は君の顔を見つめる
君の心にかけがえのない生命を見いだす

僕は君の君たちだろうか
それとも君だろうか
その他というシールは貼られていないだろうか
時々不安になる
君が君のままでいられる時間を
僕が僕のままでいられる時間を
昔話すら出来ない友もいる
天国はあまりに近くて遠いから

僕は海で桜貝を拾う君の横顔を忘れない
僕は君の拳が叩いた頬の痛みを忘れない
君はいつまでも君たちではない
十把一絡げではない人と人
真っ直ぐにその顔を見つめて
僕は自分の傲慢さを隠していたい
愛情の足りない僕の為に
この世でたったひとりの君の為に
僕は君の名前を故郷の空に叫ぶ

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