Author:山吹草太 山吹草太(やまぶきそうた)詩人・脚本・演出家1964年山形県酒田市生まれ/10代から詩を書き始める/1993年自身の詩を初公開した「夏のゆくえ」で第45回コスモス文学新人賞受賞/31歳で郷里を離れ創作の旅に出る/1997年・99年イギリスの世界的演出家デヴィッド・ルヴォー氏に演出の技法を学ぶ/2003年詩と短編戯曲集「5つのパンと2匹の魚」を出版・2010年文庫化/日本を代表する詩人の一人である(故)吉野弘氏は自らの電話で(人生における困難さを知る者の、人生への諦めない問いかけである。)と感想を述べ激励した/2010年演劇創作集団TPN「シアター・プロジェクト・奈良」の芸術監督に就任/短編戯曲は全国の学校演劇等でも上演されている※作品の無断使用及び転載禁止Special Message演出家david leveauxデヴィッド・ルヴォー演劇は詩から生まれたのだから、君が詩人なら戯曲を書くのは君の運命だ。そして、詩人は、世の中がどんな風に動いていても、いつも本当の事を知っていて此処であるという存在の証を示す神に近い存在。だから、詩人は一生において、詩人である運命から逃れることは出来ないし、いちど詩人になったらもうやめることは出来ない。~草太へ1997年~詩人 吉野弘今日は朝から君の詩集を読んでいます。生命に対する公平な眼差しを感じるね。君の詩は、人生の矛盾と向き合いながらも、決して諦めない姿勢が感動的だと思う。最近の詩人の書く詩はすぐに先が読めてしまうから、僕はあんまり読む気にならないんだけど、君のはいいね。~山吹君へ2004年~岡本敏子(岡本太郎養女)そりゃあ、あなた。太郎さんの言いたかったことは全部芸術で表現されているんですよ。言いたいことを言うためにはこれだけ沢山の作品がいるわけです。それでも表現しきれないから描き続ける。作品全部が太郎の言いたかったことなのです。~岡本太郎記念館にて2人で談笑2004年~ジャーナリスト 筑紫哲也決して大きくはない私たちの国を多彩にしてきたのは、それぞれの地域が持っている「色と質感」だという山吹草太さんの分析、おもしろいですね。~始終至智への旅文中にて2008年~