2015.12.08 12月の朝に
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12月になると思い出す
幼い頃のクリスマスの朝のこと
プレゼントの入っていない靴下のことを
僕の所にサンタクロースはやってこないことを
穴の空いた靴下のような心に
冷たい風が吹きすぎた朝のことを

12月になると思い出す
友だちが内緒で教えてくれたこと
プレゼントを買っているのは親だということを
だから僕に奇跡は起こらないということを
ケーキもチキンも誰かの為のもの
始まりもせず終わりもしない朝のことを

12月になると思い出す
商店街に流れる辛いジングルベルを
飾られたツリーと痛いイルミネーションのことを
幼い心に静かに降り積もる雪のように
神様も賛美歌も不在の寒い日を
果てしなく降る空の雪を見上げた朝のことを

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