FC2ブログ
a0001_012314_convert_20130506162338.jpg

歳月を重ねる度に
人生から季節が減ってゆく
冬と夏の間にあったはずの春は遠く
青春は現実のようで夢のよう
大勢の影が揺れているだけで
その顔はもう見えない

歳月を重ねる度に
人生から季節が減ってゆく
春は過ぎ去り夏の太陽も暮れかかる
熱い想いは薄れて黄昏に染まる遠い海
切り取られた場面だけが鮮やかで
無声映画のような静粛な夏

歳月を重ねる度に
人生から季節が減ってゆく
寂しい秋と厳しい冬だけが残る日々
やがてその秋も消え去って
散りゆく落ち葉に感傷的になることもない
なるがままにあるがままを受け入れて

歳月を重ねる度に
人生から季節が減ってゆく
いつか冬ばかりの毎日になったなら
白い雪のキャンバスに愛した日々を描きたい
茜色に染まる故郷の海と灯台を
そこに永遠に沈まない夕陽を添えて


スポンサーサイト