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2011.04.17 Quiet support
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Quiet support(静かなる支援)を始めようと思う。
僕はTPNという演劇創作集団で芸術監督をさせてもらっているのだが、6月に公演をする。
「一粒の麦~マザーテレサが教えてくれたこと~」である。
この団体は演劇を通して人や社会に奉仕することを目的とした集団で、多くの仲間が在籍している。
だからメンバーたちは勿論、被災者を支援する。
そこで、「TPN東日本大震災復興支援委員会」を発足させ、微力ながら全力で支援することになった。
まあ簡単に言えば、売名行為や迷惑行為にならないよう配慮しながら被災者の方を陰ながら応援する企画である。
勿論、大袈裟なことをやれといわれても出来ないので、出来る範囲でやらせていただく。
だからQuiet supportという名前を勝手に創った。
この公演の売り上げの一部を義援金として寄付し、僕の本の売上利益は全額寄付する。
と、いってもたいした額ではないのだが・・・。

今回の東日本大震災は誰にとっても衝撃であったろう。
そして東北出身の僕にとっては、悲しいというよりも悔しいという想いが強かったのも事実。
あの懐かしい東北の風景が一変してしまい、優しく我慢強い人たちが大勢死んでしまった。
質素で温かみのある生活を営んでいた人々がこんな目に遭うとは。
僕の故郷では震度5弱だったらしいが、停電があり、精油所の油が漏れたという情報も不確かではあるが聞いている。
それに、山形は福島のお隣さん。原発がとても心配だし、東北の仲間たちも心配だ。
それに意外と東北人は仲間意識が強いから、東北と聞けばそれは僕にとっては故郷を意味するのだ。
だから、その故郷を捨てて奈良で暢気に暮らしている詩人にとって、
東北を支援することは当たり前であるし、責務でもあるだろう。
まあ、なにしろ、僕ひとりでは何も出来ない。
だから、頼りになる大勢の仲間や同士の力を借りて、小さな活動をさせていただきたい。


君に伝えたい

美しい山や川
豊穣な大地と青い海
謙虚で我慢強く
慎ましく暮らす優しい人たち

全てが流れ去り
故郷は瓦礫になっても
懐かしい人は死に
惜しまれながら灰になっても
あの美しく懐かしい風景は消えない
いつも瞼の奥で僕を支えている

だから僕はあの景色にまた会いたい
そして君の笑顔を見たい
手を握って大丈夫だと言ってあげたい
僕を支えているのは君で
君の後ろには大勢の仲間がいるのだと
少し恥ずかしいけれど
いまこそ君に伝えたい





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