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君が欲しがっていたものは
君の手の中で息絶える
それを捕まえた瞬間から色あせてゆく

どうしてこんなものが欲しかったのか
君はその屍を放り棄てる
そしてまた君は探し続ける

手の届かないものは光り輝いて
手の届くものは灰色の地味なものばかり
そして君の無いものねだりは加速する

運のいい君はまた何かを捕まえる
しかしそれも君の手の中で息絶える
何故なら君がそれを握りつぶすから

君は捕まえるだけで守ろうとしない
手に入れた瞬間からその価値を忘れてしまう
終わりのない君の無いものねだり

君が器用ならその分だけ君は飽き性だ
なぜなら君は浮気の常習犯だから
遊び疲れた幼子が投げ捨てる積み木を見たか

君が手に入れる理想とやらは
いつの日にか終焉を迎えるだろう
あれが最後のチャンスだったと君は後で気がつくだろう

君は理想を追うふりをして
無いものねだりをしているだけ
なにも君を満足させはしないだろう

そして君は呟くだろう
欲しいものはこれではないと
そして探し続けるだろう無い理想を

そして今度は君が息絶えるころ
君はあきらめの言葉を言うだろう
人生なんてこんなものだと断言するだろう

君の欲しいものは既に君の手の中にある
だから無いものねだりはやめなさい
一人を愛せる強さがあれば君は全てを手に入れられる






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