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2010.12.12 12月の現実
明日の今頃は
僕はサイゴンの屋台で
飲んだくれているだろう

やがて呪文のような
異国の言葉に酔いしれて
安いホテルの寝床につくだろう

そして目覚めると
メコン川の水面を漂うだろう
知らない戦争を想いながら

しかし疲れ果てても
僕はやはり屋台に向かうだろう
悲しい過去を酒で中和するために

最後の日は教会で祈るだろう
君と僕とまだ見ぬ誰かのために
祈りの言葉に戸惑いながら

長い冬の妄想を生きるには
少しの現実が必要だろう
それと屋台の料理と酒が必要だろう



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