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2010.09.16 平行線
僕は僕の身勝手な傲慢さをさらけ出して
君を褒めたり避難したりするだろう
だから君は君の傲慢さをさらけ出して
僕を褒めたり避難したりすればい

ただし誰も自分が世界の理性であるとは言って欲しくない
傲慢さが傲慢さを裁く日の裁判官は不在だ

僕は僕の信じるものだけを信じて
君が何者なのかを勝手に決める
だから君も君の信じるものだけを信じて
僕が何者なのかを勝手に決めればいい

ただし誰も自分だけが真理であるとは言って欲しくない
二千年話し合ったあとでも戦争はまた始まるのだから

この世は平和で美しい傲慢さの海だ
気にくわなければ金色の銛で他人を射抜くことができる

この世に存在するのは結局は自分の身勝手さだけである
他人などズボンに出来た皺のようなものだ

人が歩く
今日も寄り添って歩く

人が生きる
手を取り合いながら生きている

しかし誰も満たされることはない
それでも地上で共に暮らしているのはなぜだろう

我慢という自分の天秤に相手を乗せたまま
どちらかに傾く終わりの日を抱えながら

僕は僕の好きなように生きて死ぬから
君は君の好きなように生きて死ねばいい

寄り添いながらも
決して交わることのない人間という平行線

手を取り合いながら
ひとつの道を夢見て願いを掛けながら歩く平行線



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