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2010.05.20 人生の四季
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生まれたときから持っている
だけどいつか手放すもの
それは若さという切符

特急列車で駆け抜ける
へこたれずに前に進む
全てを疑問に思いながら

数え切れない駅を通り越し
無数の恋を通り過ぎ
僅かばかりの愛を寄せ合う

歳月と供に手に入れる
そして永遠に手放せないもの
それは老いるという切符

鈍行列車で旅を続ける
酒をすすりタバコをふかしながら
どんな疑問もあっていいと笑いながら

懐かしい駅に挨拶を交わし
無数の恋を思いだし
新しい今日に身を寄せ合う

若さと決別したら
残り火のような若さに気が付く
それは心の中の消えない炎

老いと握手をしたら
まだ知らない世界があることに気が付く
それは歳月が築いた新しい階段の向こう側

ああ僕は君の気持ちをいま知った
ああ僕は君の言葉をいま理解する
去る季節と訪れる季節の狭間に

今日は決して春ではないし
今日は決して夏ではない
秋かも知れないが冬ではない

一色だと思っていた世界には
夕日のオレンジ色が混ざり合い
そうかと思えば千の色に世界は染まる

やがて全てが白く輝く日に
僕は世界の一部になって踊るだろう
若い君たちの今日を祝って


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