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現代では何かを始めようとすれば簡単に何でも始められる。
まあ、金さえ出せればの話なんだが。
そして、簡単に始められる環境の代償は、簡単にやめられることだろう。
要するに始めることの責任もなければ、やめることの責任もないのだ。
それでいて大勢の人間と関わりたがる。これは厄介だ。
ひとりでやれる範囲なら勝手にすればいい話なのだが・・・。
そして、他人が大勢関わっていればいるほど責任感は希薄になる。
本来は、責任感が増すほうが正常だと思うのだが・・・。

仕事柄、大勢の人間と関わってきたので、
始める人間にも、やめる人間にも嫌と言うほど付き合ってきた。
僕はやめることを悪いと言っているのではない。
自己中心的な傲慢さをひけらかして、
自分勝手な理屈を並べて立てる人間にうんざりしているだけだ。
そして後は知りません・・・といった人間だ。
特に不特定多数が集まるような状況ではこれは恐怖に近い。
たったひとりの人間のお陰で全部ぶちこわし、といった状況がよく起こるからだ。
中には責任感のある大人も多少はいるのだが、
僕が出会った範囲の話だが、まあ、ほとんどの人間が傲慢で身勝手と言っていい。
もうひとつ言えるのは、
自分が思っているほど、相手は何も考えていないという事実だ。
膨大な時間を費やして何かを伝えようと必死になっても、
相手は無頓着だし、やる気もない。
なので、僕は自分にいつも言い聞かせている。
「目の前にいる人間を諦めるな」と。
そんなふうに何十年も過ぎた。
そして今日も何かを伝えようと必死になっている自分がいる。
詩人には誰でもなれる、そして嫌ならいつでもやめられる。
しかし、本当の詩人とは死ぬまでやめられない運命を背負っている。
もしかしたら、簡単に何でもやめてしまえる人間を羨ましいと思っているのかも知れない。
さて、逃れようのない頭の地獄が襲ってきそうな時間帯だ。
だから今日は、新しいスコッチを開けて、新しい命を飲み干そう。
明日のためにね。








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