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2010.04.13 ゆるす言葉
ダライラマ14世が書いた本「ゆるす言葉」この響きに惹かれて読んだ。
その中に印象深い言葉がある。

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ゆるしの気持ちを身につければ、
その記憶にまつわる負の感情だけを
心から手放すことが出来るのです。
ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、
「自分を自由にする手段」です。

「怒りは力ではなく、弱さのしるし」であると彼は説く。
確かに怒りは弱さの表れかも知れない。

ある日、喫茶店でコーヒーをこぼされた男が叫んでいた。
大声で鬼の首でも取ったかのようにまくし立てていた。
クリーニング代を出せと叫んでいた。
ブランド品のスーツの意味のない名称をまくし立てていた。
女の子は泣きそうな顔をしてうつむいて何度も頭を下げていた。
男は自分の主張の正当性を他のお客に見せびらかすため更に叫んだ。
彼はその時この狭い喫茶店の中で王になっていた。
更にその男は神になろうと主張をつづけていた。
僕は黙って喫茶店を出た。
そんな人間は何処にでもいる。掃いて捨てるほどいる。
怒りの言葉は数知れず無尽蔵に湧いて出る。
しかし、僕たちはゆるす言葉のひとつも知らない。

ゆるす言葉をたくさん育ててみないか?
本当の強さを身につけてみないか?

今夜は少し早めにスコッチをすすろうと思う。




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