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2010.03.07 新聞
今日は朝日新聞の朝刊に僕のインタビューが掲載されているので、
コンビニで新聞を購入した。

思えば新聞に初めて載ったのは20代の頃だった。
そもそも何か悪いことでもしなければ、
僕のような人間が新聞に載ること無いはないだろうと昔から思っていた。
元来、僕は新聞を読まないので掲載紙は買いに行かなければならない。
時には買うのも忘れてしまい、まったく読まずに終わることもある。
そのうち、行きつけのラーメン屋のオヤジが「見たで!」と言ってくれるので、
「ああ・・・」と、苦笑いをしながら返事をするくらいのものだ。

それよりも辛いのは、
毎回、同じようなインタビューに同じことを答えるときだ。
「それは何年ですか?」という質問にはまったく答えられない。
僕は書いた詩にさえ日付を付けていないから、作品がいつのかも分からない。
「こっちよりも、こっちが古いな・・・多分・・・。」といった感じ。
大阪・神奈川・奈良と移動が多かったので、それも何年だったか忘れている。
そして、同じ話をしている間に、後付の理由や理屈が増える。
まるで釣り師が釣った魚の話をする度に、サイズが大きくなるのに似ている。
ご多分に漏れず僕は生来の釣り師だから、その癖は身に染み付いているだろうな、きっと(笑)
詩人で釣り師で酒飲みとくれは、実体はほとんど詐欺師である。

さて、もうすぐ春になる。
冬の間、ウイスキーをすすりながら夢想していたあの河にまた行ける。
素晴らしいファイトを見せる無垢で高潔で気高い魚たちとまた出会えるだろう。
そこは新聞でくくられた世界とはまったく異質の世界だ。
詩を書いて、釣りをして、酒を食らえば、
そこは僕にとっての天国となる。



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