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2010.02.22 演劇
去年からやっていた12回の
「演劇オーディション・ワークショップ2009」が終わった。
74名の参加者のうち30名以上が最後まで残った。
なぜ1年もかけてワークショップをしたのか?
それは、始めることよりも継続することの方が難しいということを、
参加者自身が身を持って体験するためでもある。

自分が演劇をやっているにもかかわらず変な話だが、
僕はあんまり演劇は好きではない。
さらに役者と呼ばれる人たちも苦手なのだ。
だから演劇はほとんど観ないし、他の劇団などとは一切付き合いはない。
まあ、演劇や役者そのものが嫌いというのではなく、
おちゃらけの延長のような不遜な演劇が嫌いなのだろう。
役者にしてもそれは同じであり、演劇論や役者魂というのは更に嫌いだ。
ましてや酒を飲んでそれらを語ることには不毛さを感じる。
演劇論や役者魂を声高に叫ぶ必要はない、
そんなものは自分の中にあればそれでいい話で、誰にも分かってもらう必要もない。
というわけで、自分でやっているのである。

僕はこの1年間のワークショップで演劇を教えたつもりはない。
それよりも、誠実さや思いやりの心を取り戻す方が重要だと思ったからだ。
人間は誰でも説教されて変わるものではない。
それよりも大切なこは、自分で気が付くことだ。
また、外側から人を変えるのは無理だ。
人は内側から変化してゆくものなのだ。
要するに他人の説教や言葉ではなく、自分の言葉で変わるべきなのだ。
そのためには仲間がいる。
沢山の出会いは自分の道標になる。
しかし、そこに行って何かを見つけるのはいつでも自分でなければならない。





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