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2010.01.27 詩と時代
ここ数十年で詩人は急増した。
つまりお手軽なネットという手段が出来たので、表現できる場も近くなったわけだ。
誰でも詩人になれる時代がやってきたのである。
その反面、手軽になるほど言葉は慣用される。
そして、死んだ言葉の羅列が屍のように横たわる。
詩人とは日記を書く人のことではない。
言葉を新しくする者の総称である。
また、名も無きものに名前を与える人である。
詩人は女性のように言葉を生み出すし、それを育てる。
覚悟のない者は、詩を書くべきではない。
まあ、書いたところで日記の範疇を出ないだろう。
それよりも問題なのは詩人という言葉の誘惑だ。
幻想と陶酔の中で言葉は死に絶える。
現実と覚醒の中に詩は生まれる。
世の中に溢れる詩人達よ、
君の手で言葉を葬ることなかれ。



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