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「記憶の欠片」を読んだ読者から同じような質問を受けたことがある。
それは、「少年時代の逆境をどのよう乗り越えたのか?」である。
ニュアンスは違ってもみんな同じことに興味があるらしいから、
今日はそれに答えよう。
読んでいない方は「記憶の欠片」を読んでから以下を読んで欲しい。

確かに読者からすれば内容は衝撃的かも知れないし、
似たような体験をした人もいるだろう。
簡単に言えば答えはこうだ。「乗り越えてはいない」である。
ここでは、美しい模範解答はしないことにする。
読めば分かるのだが、乗り越えようのないことも人生にはあるのだ。
誰もが皆、悩みを乗り越えようとして失敗する。
実は、全てを抱え込んだまま生きるのが人生なのだ。
次にあなたは訪ねるだろう「抱え込んでも潰れないのは何故?」
正直に言おう、それは「強さ」ではなく、僕の場合は「悔しさ」であった。
自分の身に起こったことが悔しくて仕方がないのである。
その悔しさが、全てを抱え込んだまま生きる力となっただけなのだ。
もしあなたが、何か悩みを抱えているとしたら、
もう、乗り越えようなどという無駄な努力は止めるべきだ。
悩みと共に生きることが誰もが背負う運命なのだから。
それでも「悲しみはどうやって癒されるのか?」を聞きたいですか?
答えは簡単です「歳月は慈悲を生む」のです。
換言すれは、悲しみは時が癒してくれるのです。
だから、何も心配はいらない。
「じゃあ、悔しさは何の役に立つかって?」
そうですね、負けそうなときに自分にネジを巻いてくれます。
「どんな音がするか?」
そう、「チクショウ、チクショウ、チクショウ」と音がします。
そんな風にして生きているうちに、詩人の出来上がりです。



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