あなたに褒められたくて

また春が来るね
何度目の春だろうか
海のみえる丘に咲いていた
菜の花畑を覚えているかい
あなたは髪を揺らして
僕を手招きする
そんなあなたの瞳の奥を
みつめて僕は生きてきた

あなたに褒められたくて
ほんの少し無理をした
あなたに褒められたくて
僕は虹の向こうまで旅をした
あなたに褒められたくて
あなたに似合う花を探して

いま振り返れば
何度目の春だろうか
あなたが書いた僕の似顔絵
今も大事に残してあるよ
あなたは笑うだろうか
僕のささやかな宝物
そんなふうに笑い会えた
日々こそが宝物なのに

あなたに褒められたくて
ほんの少し無理をした
あなたに褒められたくて
僕は虹の向こうまで旅をした
あなたに褒められたくて
あなたに似合う花を探して





スポンサーサイト
2009.08.20 あの春へ
あの春へ

思い出すのはあの春だけ
いくつもの春が通り過ぎても
思い出すのはあの春だけ
いくつもの恋が通り過ぎても

花の咲かぬ春の日に
過ごした二人の純情は
花の咲く春の日に
はらりはらはら舞う花びらのような
はらりはらはら儚い恋の思い出
はらり
はらはら
泪が風と遊んでいるよ

思い出すのはあの春だけ
いくつもの春の予感の中で
思い出すのはあの春だけ
いくつもの思い出積み重ねても

花の咲かぬ春の日に
過ごした二人の純情は
花の咲く春の日に
はらりはらはら舞う花びらのような
はらりはらはら儚い恋の思い出
はらり
はらはら
泪が風と遊んでいるよ

はらいはらはら舞う花びらのような
はらりはらはら儚い恋の思い出
はらり
はらはら
泪が風と遊んでいるよ

はらり 
はらはら
いま思い出の片隅を
吹き過ぎたのは君だね





イノセント・ボーイ

彼から見れば
世界はゆがんだガラス
目の前の電車には
嘘っぱちの真実
そっちの世界はどうだい
オー イノセント・ボーイ
今日も明日も笑うのかい

お前は何も失うことがない
初めから何も持っちゃいないから
お前は決して泣くこともない
俺たちがあまりに滑稽だから

俺から見れば
お前がうらやましいほどさ
生きるルールはには
うんざりなんだ
そっちの世界はどうだい
オー イノセント・ボーイ
泣けてくるお前の瞳

お前は何も失うことがない
初めから何も持っちゃいないから
お前は決して泣くこともない
俺たちがあまりに滑稽だから

神から見れば
俺たちは似たもの同士
張られたレッテルは
何の意味もない
俺も行きたいよ
オー イノセント・ボーイ
今日も明日も捨ててさ

お前は何も失うことがない
初めから何も持っちゃいないから
お前は決して泣くこともない
俺たちがあまりに滑稽だから

オー オー イノセント・ボーイ
オー オー イノセント・ボーイ





ただそれだけで

誰かと比べなければ駄目ですか
たとえば顔が美しいとかそうでないとか
ブランドだとかそうでないとか
そして頭がいいとか悪いとか

生きてゆくことは競争ですか
たとえばお金持ちだとか貧乏だとか
車は高級車だとか軽自動車だとか
そして幸せだとか不幸せだとか

答えはひとつでなければいけませんか
たとえばイエスだとかノーだとか
右だとか左だとかよく分からない
そして戦争だとか平和だとか

神様が大勢いたならおかしいですか
キリストだとか仏陀だとかマホメットだとか
古い宗教だとか新興宗教だとか
自然が神だとかそうでないとか

競い合い 奪い合い 振り上げられた拳
誰が一番かなんて知りたくない
遠ざかる青い空
先を行く 後を行く 置き去りの優しさ
誰が一番偉いかなんて知りたくない
決めなくてもいい





あなたは世界の母(マザー・テレサに捧ぐ)

ここは死を待つ人の家
地球の上に立つ聖母
しわだらけの手を差し出して
微笑むあなたの住む街

貧しく豊かな愛のある家
心ほどいて抱く人
あなたの笑顔が私の宝物だと
その言葉が死の床に響く

死にゆく者の手を握り
明日の希望を語る人
あなたのことを誰も忘れていない
その言葉が長い廊下に響く

貧しいときや病んだときには
あなたがいてくれたから
何も見えない闇の中では
光を見せてくれたから
どんな時でも見守るあなたがいる
あなたは私の母 あなたは世界の母

人生の旅の果てに残ったのは
あなたの手の温もり
泪こぼれて見上げたその顔には
消えない希望があった

何もない貧しい家の片隅
あなたの鼓動を聞いた
それは永遠の時間を生きる
あなたの歌声だった

貧しいときや病んだときには
あなたがいてくれたから
何も見えない闇の中では
光を見せてくれたから
どんな時でも見守るあなたがいる
あなたは私の母 あなたは世界の母

ありがとう あなたは世界の希望